鎮痛剤などの常用に注意!

多剤耐性菌とは?

多剤耐性菌とは感染症などに使われる抗菌薬が日常的に使用されることにより現れた抗菌薬などに耐性を持つ菌を言います。これが体内に現れると感染症に罹った場合、薬が効かず症状の悪化を招くと考えられています。去年1年間で約8000人の方が多剤耐性菌により亡くなられたそうです。薬剤耐性菌とも言いますが用法用量を守っていても出現することがありますが使い過ぎによって現れる確率が高くWHOでも薬の飲み方に警鐘を鳴らしています。

鎮痛薬にも注意が必要!

「痛み止め飲んだりしますか?」治療中によく聞きます。腰痛や頭痛の方に聞くと大抵は痛くなったら飲む、と言われます。中には「毎日飲む」や常に携帯し痛くなる予兆があれば飲む、といった方もおられます。薬局などで手軽に買えるのであまり深く考えないのでしょうが蓄積されることで様々な副作用が出る恐れがあります。その1つにこの多剤耐性菌(薬剤耐性菌)があります。感染症なら仕方ないのですが腰痛や肩こり、頭痛といった症状で急に痛くなったなら仕方ないですが慢性的な痛みなら自己防衛もできるはずです。またしっかり体のケアを心掛けることでも回避できるものです。

少しの心がけが日々の予防に!

日ごろからの体のケア、体に合わせたエクササイズ。これが自己防衛の第1歩!

基本となるのは「食事」「睡眠」「運動」の3つです。「食事」というのは規則正しい食事のリズムということです。きっちりといかなくてもなるべく同じようなリズムを心がけましょう。「睡眠」は短い睡眠であったり極端に長い睡眠であったりバラバラにならず同じくらいの睡眠時間になるのがベストです。個人差もありますが5~8時間くらいの睡眠時間がいいのではないでしょうか。「運動」はたくさん行わなくても大丈夫!そのかわり毎日何か少しでも行うようにしましょう。例えばラジオ体操や寝る前のストレッチ、なんでも良いです。とにかく日々動かすようにしましょう。

あと忘れてはならないのが体のケアです。月に1度程度でも良いので予防を兼ねた体のケアがおすすめです。こちらはご相談いただければご提案させていただきます。

当院では「病院にかからない体づくり」を目指しています!!

奥村 和弘

奥村 和弘

鍼灸師。体育大学出身。フィットネストレーナーとして10年勤務。さらに探求を深めるべく東洋医学を学び鍼灸師に転身。治療歴15年のまだまだ駆け出しですがスポーツ障害から体質改善、美容鍼まで患者様のニーズに合わせて治療させていただきます。

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