腰の痛みは筋肉や関節だけが原因ではない

最近、患者さんから「腰の痛みが治らないから仕事を辞めたという人もいる」というのを聞きました。主にデスクワークが中心という方にとって腰痛が治らないというのはとても辛いことなのだと思います。もちろん他の職種の方でもまた違った辛さがあるとは思いますが、いずれにしても痛みが取れないというのは
とても辛いことです。
今朝のNHKの特集で「腰痛は脳からの誤った信号が原因」
という内容で放送されていました。
すべてとは言いませんが、そういうケースも多少あります。
ただどんな慢性化した痛みでも根本にあるのは「ストレスでは?」と
考えられます。

よくあるのが「家にいるときは軽減していて会社に行くと痛くなる」や
「デスクを離れるとましになりデスクに戻ると痛みがきつくなる」など
自分の中で、苦手や嫌だと感じている対象に向き合うと痛みが出るというケースです。これは慢性的にきつい痛みを抱えている方に詳しく問診していくと結構おられます。この場合、対象となるものに対しての考え方を変えないといけません。ネガティブではなくポジティブに捉えるように考え方を変えるなど・・・
ただ言葉では簡単に言えますがそう簡単にいくものではありません。
肉体的な面は腰まわりの筋肉を緩和し循環を良くすることが大事です。
特に下部腰椎から仙骨にかけては副交感神経があり循環を良くすることで
緊張を緩和してくれます。
もう1つ大事なのが自律神経を安定させること。
セルフコントロールするには瞑想や呼吸法などのマインドフルネスが大事。
治療においては鍼灸治療は自律神経の安定をはかることが一番得意です。
気血のバランスを整え自律神経を安定させることで自分を見つめなおす余裕もできます。そうすることで様々な考え方に対して変化がでるのは?
と考えられます。
現代は痛みでも様々な痛みがあり西洋医学では対応しきれない痛みも数多くあります。なかなか改善しない体の不調などあればまずは当院にご相談ください。

http://e-kominami.com/mail/contact.html

奥村 和弘

奥村 和弘

鍼灸師。体育大学出身。フィットネストレーナーとして10年勤務。さらに探求を深めるべく東洋医学を学び鍼灸師に転身。治療歴15年のまだまだ駆け出しですがスポーツ障害から体質改善、美容鍼まで患者様のニーズに合わせて治療させていただきます。

関連記事