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天気痛
3月に入り春らしい日差しを感じる日もありますが三寒四温という天候ですね。
朝から気温が低くいと足腰が痛いと感じること、今日は頭が痛いと思うとやっぱり低気圧が近づいていた。このような天気によって引き起こされる体調不良は(気象病、天気痛)と呼ばれ気のせいではありません。
気圧の変化と自律神経
気圧が変化すると身体はストレスを感じるために自律神経が刺激されます。自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経が刺激されると血管を収縮させ身体は興奮、緊張させます。また副交感神経は血管を拡張させて身体をリラックスさせます。この交感神経と副交感神経バランスが天候、気圧の変化によって刺激され体調不良の原因となってしまいます。
東洋医学と気象病
東洋医学医学では気候の変化と身体の関係を重要なポイントとして考えます。
陰陽五行では気候から受ける悪影響を五悪としています。①風 ②熱、暑 ③湿 ④躁、乾燥 ⑤寒、冷え。この五悪が季節の変化によって身体に影響を及ぼすと考えます。
季節ごとの予防が大切
気象病、天気痛の対策をしては季節を先取りした生活ですが大切です。例えば冬は東洋医学では春にむけてエネルギーを蓄える季節ですので身体を温かく無理をしない、春は陽気が上がる季節なので軽い運動で代謝を上げておくことで梅雨の季節の対策になります。
東洋医学は季節や気候の変化を敏感に感じて身体の予防に役立つ養生法がたくさんのあります。今後少しづつ紹介させていただきますのでよろしくお願いいたします。