睡眠負債ってご存じ?

睡眠不足が積み重なり借金のように負債となり体に影響を及ぼします

睡眠負債とは?

「睡眠負債」とは日々の睡眠不足が借金のように積み重なり心身に悪影響を及ぼすおそれのある状態を言うそうです。自分自身も心当たりがありますが 、知らず知らずのうちに睡眠不足による疲労等が溜まっていき気が付けば様々な症状が出ていることも多々あります。

睡眠負債の影響は?

日々治療を行なっていても「睡眠不足が原因かな?」と思うことも結構あるものです。 2、3日の睡眠不足ではそう影響は出ませんが少しずつ積み重なり睡眠不足が「債務超過」の状態に陥ると生活や仕事の質が低下するだけでなくうつ病や生活習慣病などの疾病に繋がるおそれはあるとされています。また睡眠負債により著しく免疫力を低下させてしまい風邪やコロナウィルスなどに罹患しやすいということも言えます。

「寝だめ」は有効か?

また平日あまり寝られてないからといって休日に「寝だめ」はかえってリズムを崩し逆効果となります。寝られる時間があったとしても+2時間程度にとどめましょう。多くの方が経験があると思いますが、休日に寝られると思い昼近くまでゴロゴロして寝たり起きたりを繰り返していると体がとてもだるく休日明けにも関わらず体が重い、やる気が起きない、体が浮腫んでいる、腰が痛いなどの症状が出ることが多くあります。寝られるといってもほどほどにしておきましょう!

睡眠不足が続くと日常のパフォーマンスもダウンします
睡眠不足が続くとパフォーマンスダウン

寝られないのは自律神経のせい?

睡眠時間が取れるのに思うように寝られない、または途中で何度も起きてしまうという方は冷えや自律神経の影響が考えられます。冷え症の方は寝る前に温かい飲み物など摂取し体を温めて寝入るのが良いでしょう。睡眠リズムの崩れで自律神経が疲弊しうまく睡眠のスイッチが入らないということもよくあります。予防としてはできるなら15分程度の昼寝。朝起きた時に朝日を浴びる。寝る前にスマホ等を見ない。この3つが重要です。朝日を浴びることは体内時計を正常に戻す効果があります。また就寝前の長時間のスマホは眼精疲労を一気に促進させますので特にお気をつけください。

体調管理が重要な時期!

この時期は気候の変化、環境の変化など何かと変化の多い時期。睡眠をしっかり取り体調管理に努めてください!またしっかり睡眠をとることで免疫力もアップさせ風邪などの予防になります。「コロナ感染の疑い」などと捉えられるのも嫌ですのでしっかり予防しましょう。

まとめ

鍼灸治療によりたいていは一時的にでも寝られるようにはなります。ただ慢性化しているとやはり継続治療が必要となってきます。早めのご相談、治療をお願いします。お問合せは電話、LINE、メール、Facebookなどからお気軽にどうぞ!

奥村 和弘

奥村 和弘

鍼灸師。体育大学出身。フィットネストレーナーとして10年勤務。さらに探求を深めるべく東洋医学を学び鍼灸師に転身。治療歴20年を前に未熟さを痛感しブラッシュアップ中です。体の整体治療、食いしばり改善治療、その他顔鍼など様々な症状の施術に日々、奔走しております。

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