お灸の効果は様々ありますが、日本人にとってはあまり良いイメージはないようです。
どうしても「悪いことをしたからお灸をすえる」というイメージがこびりついています。
実際のところ熱いのを我慢して灸痕を残すくらいすることはまずありません。心地よく暖かくとても気持ちのよいものです。
効能は多岐にわたりますが、主に冷え性や婦人科疾患、肩こりや腰痛などに効果的です。
これからの季節は梅雨の湿気による関節痛やエアコンによる冷え、コロナショックによる自律神経の疲弊などにも良いようです。
当院では普通のお灸にくわえ、症状によって竹筒灸や経絡温灸棒、箱灸などを使います。またそこに鍼を併用することで慢性的な腰痛や頭痛などにも良いようです。
鍼灸は伝統医療としてWHOに認められており、これからますます東洋医学は発展していくものと思われます。当院でも伝統的な鍼灸療法を継承しつつ、現代の方の症状に合わせ、患者様にとって最適な治療を提供してまいります。