梅雨も末期となり突然の雷雨などに見舞われています・・
気象病ともいいますが爆弾低気圧などのように急激に気圧が下がることで体に様々な影響を及ぼします。その代表的なのが「頭痛」です。
特に女性に多い頭痛ですが発生の元となるものは人によって様々なのです。
熱性の頭痛もあれば緊張性の頭痛、冷えることでの頭痛、PMSなどの生理痛に伴い頭痛、食いしばりなどの凝りからくる頭痛などなどいろいろあります。
特に深く考えず頭痛だから痛み止めを飲むというのは体にとっては良いとは言えません。たいていの痛み止めの薬は炎症などの熱を取ることで痛みを抑えます。なので熱性の頭痛であれば効果はあるでしょう。しかし冷えたことでの頭痛や食いしばりなどの凝りからの頭痛であると体内には炎症などないので取らなくてもいい体の熱を取り去り、体は冷えやすくなります。これを繰り返すと、効果もなくただただ胃腸に負担をかけるだけとなってしまします。
内科などではそこまで診ないでしょう。
当院では頭痛の症状を細かくお聞きすることで発生の元となるところは大抵わかります。それを基に治療方法を考えますので高い確率で頭痛を解消することができます。
食いしばり癖のある方で頻繁に頭痛を繰り返しておられる方には鍼灸治療が有効です。整体などでできない顎関節周囲もしっかり凝りを緩めることができます。自分自身では「鍼スラッキング」と呼んでいますが浅い散鍼(鍼を打っては抜くの繰り返し)を咀嚼筋全般に刺激を入れることで側頭部まで緩めることができ、また即効性もあるので痛みも即座になくなる、ということもあります。
頭痛になっては痛み止めを飲む、という習慣は改善しましょう。
仮に痛み止めの薬を飲んで楽になったとしても根本的な解消ではありません。結局効力が切れればまた痛みが出てきます。
頭痛などでお悩みの方は是非、ご相談ください。