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小南東洋治療院 奥村です。
頭痛と一言でいっても
様々な頭痛があります。
群発性頭痛や緊張性頭痛、片頭痛
あるいは高血圧に伴う頭痛、肩こりによる頭痛、歯痛による頭痛、風邪による頭痛・・
それぞれ症状が少しづつ違い
痛み方の特徴や前駆症状などから
何の頭痛か判別します。
その中で労作性頭痛というのがあります。
案外見過ごされがちですが
この症状をお持ちの方は割とおられるのではないでしょうか?
労作性頭痛とは
息が弾むような運動やちょっとした動きで
拍動を打つような痛みが走ったり
運動後に後頭部あるいは半側が痛くなったりします。
片頭痛の一種ともされています。
原因はいまだ解明されていませんが
高血圧気味の方や肩こりが酷い方、ストレスを抱えておられる方
運動不足の方などは
こういった頭痛になる要因は秘めていると思われます。
当院でも頭痛を訴えて来院され
鍼灸治療にて症状はほぼなくなりました。
その後、仕事中にバタバタ動いてるとまた頭痛になると訴えられました。
その痛み方もずっとではなく
少し動いたりするとズキズキしてくるというものでした。
鍼灸師や柔整師が診断し病名を言うことはできませんが
状態からみて労作性頭痛ではないかと考えられます。
ご自身でできる予防法としては
まず水分をしっかり摂ること。
それと腹式呼吸などでしっかり呼吸しリラックスすること。
この2つがとても大事です。
痛みが酷いようであれば運動前や仕事前に
内科にて処方されたお薬を服用するのもいいようです。
ただ頭痛はいろんな要因が考えられるため
ご自身で判断されず脳神経外科や内科などで
まず診断を仰いでください。