まだまだ誤解が多いはりきゅう治療

施術者は日々はりきゅうに触れそれなりの勉強や経験を積んでいくので、当たり前ですがはりきゅうについては深く理解しているつもりです。

ただやはり今でもはりきゅうに関して間違った理解をされている方が多いように感じられます。

まずははりに関して・・

はりを打つことで体はクセになり慢性化すると思っておられる方がおられますが、全くそんなことはありません!誰が言い出したかわかりませんが何の根拠もありません。それであればマッサージの方がクセになるのでは?と思います。

はりを打つことに関しては毎回体の状態を診てそれに合わせてはりの打ち方を変えたり季節によって変えたりします。打つことの痛みもほとんどありません。マッサージでもあるように強め、弱めというのがはりでもあり、好みによってやり方も変えます。

なのでクセにももなりませんし、慢性化もしません。

きゅうに関しては・・

今でも根強く「お仕置き」の意味合いでとらえている方がおられます。「きついおきゅうをすえてやる!」というように悪いことをした人にするものと思われていたりします。

まず何よりお灸でやけどはしませし化膿したりもしません。症状により熱さの調整もします。体に直接もぐさをのせることもほとんどありません。なのでお灸の痕も残りません。

はりきゅうは安全で体への副作用もありません。

東洋医学は自然と密接にかかわり体の免疫力を上げ病気になりにくい身体を作ります。

はりきゅうに関してわからないことや疑問な点があればお気軽にお尋ねください!

奥村 和弘

奥村 和弘

鍼灸師。体育大学出身。フィットネストレーナーとして10年勤務。さらに探求を深めるべく東洋医学を学び鍼灸師に転身。治療歴20年を前に未熟さを痛感しブラッシュアップ中です。体の整体治療、食いしばり改善治療、その他顔鍼など様々な症状の施術に日々、奔走しております。

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