気温の差による体の変化

体質改善ならおまかせ!
小南東洋治療院 奥村です。

今日は夏を思わせるくらい気温が上がっています。
まだまだ体は夏の気候に順応する準備ができておらず
気候についていけず体調を崩す方も増えると思われます。

冬から春、春から夏へと体はその季節に合わせて変化していきます。

冬は体温を逃さないために東洋医学でいう「そう理」と呼ばれる皮膚の気孔が
閉じられています。
その「そう理」は気温の変化とともに少しづつ開いていき
夏の気候になじむように変化していきます。

その準備期間もないままに急に暑くなることで対応できず
熱を放散できずすぐ熱中症にかかったりします。

またその逆に急に冷えたりするとせっかく暑さに対応するために
開いた「そう理」から「寒邪」をうけてしまい風邪を引くこともしばしばあります。

4月から5月は寒暖差があり体調を崩しやすいのは
このように体がついていかないからなのです。

ちょっとくらい大丈夫かな?と油断せず
気温に合わせて着衣も合わせるようにしましょう。

奥村 和弘

奥村 和弘

鍼灸師。体育大学出身。フィットネストレーナーとして10年勤務。さらに探求を深めるべく東洋医学を学び鍼灸師に転身。治療歴20年を前に未熟さを痛感しブラッシュアップ中です。体の整体治療、食いしばり改善治療、その他顔鍼など様々な症状の施術に日々、奔走しております。

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