すっかり春になり汗ばむ季節になってきました。ただこの季節は気候の変化、環境の変化など「気」が大きく動く季節でもあります。この変化に対応しようと自律神経はフル回転！そのうち疲弊していき自律神経も乱れてしまい様々な症状が出てくるのです。外出な肩こりどで気分転換し、うまくストレスの発散を図りましょう！
この春先の季節で多い症状が肩こり、頭痛です。しかも痛み止めなどが効きにくい頭痛が多いように感じます。痛み止めが効かないというのは炎症性のものではなく自律神経由来であったり、食いしばりなどのように頭に原因がない頭痛である場合があります。なかでも食いしばりの影響で痛む頭痛は割としつこくすっきりするまでに時間がかかるのが特徴です。
食いしばりの症状は自覚できないことが多く、こちらから「食いしばってますね」と言うと「そうなんですか！？」ということが多々あります。
肩こり、頭痛、食いしばりのある方で共通しているのが「鎖骨周囲の張り」です。
いわゆるデコルテと呼ばれる部分です。首が回りにくい、上に向きにくいという症状もここが関係しています。なんだか息ぐるしいという症状もデコルテ周囲が深く関わっています。
デコルテ周囲には鍼灸治療が最適です。ナイーブな部分ですので手技ではアプローチしにくいので主に鍼灸でのアプローチとなります。使用する鍼は顔などにも用いる太さ0.12mlのものを使います。長さは場所によって15㎜～30㎜のものを使い分けます。このデコルテ周囲の筋肉を緩めることで首の長さを実感できるとたいてい言っていただけます。それほど肩が上がって力が入っているということですね。
なかなかとれない肩こり、頭痛などでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
