毎日、毎日雨が続きますね・・これだけ続くと体調にも大いに影響を与えます。特に気を付けるのは「体を冷やすこと!」。冷やすことで様々な症状が出てきます、特にこの時期は。秋に「夏バテ」とならないためにも今から養生しましょう。
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久しぶりに行うスポーツは特に注意が必要
緊急事態宣言下でありますが、以前のような厳しい制約がなく学校等のクラブ活動は通常通り行われ(府や県をまたいでの対外試合等は禁止されています)地域でのスポーツ活動も感染症対策を講じながら行えるようになっています。ただ地域によっては1か月以上休止状態であったところもあり、活動再開となって体に不安を覚える方も少なくありません。ここで一番気を付けなければならないのが「スポーツによる怪我」です。特にに捻挫や肉離れがよくおこる症状です。
RICE処置を確実に行いましょう
スポーツによる怪我は発症してしまったら仕方がないのですが、その後の処置がとても重要なのです。ご自身で行える処置としては「RICE処置」です。RICEとは”R”はRESTを意味し、まずは安静にします。”I”はICEを意味しアイシング、つまり冷やします。”C”はCOMPRESSIONを意味し、受傷部位をテーピング、包帯などで圧迫をします。”E”はELEVATIONを意味し、受傷部位を挙上、つまり少し高くし腫れを防ぎます。この4つはまずは確実に行うようにしましょう。
自分で判断せずまず受診!
その後は迅速に医療機関などを受診しましょう。ひどい捻挫などで骨折が疑われる場合は整形外科へ、軽い捻挫や肉離れなどであれば整骨院などでも保険適応での対応は可能です。
急性の症状でも鍼は有効!
意外と知られていないのですが急性期の腫れや肉離れに鍼は効果的なんです!
腫れに対しては受傷部位から少し離れた場所に鍼を行い受傷部位に血液が集まりすぎるのを防ぎます。また肉離れに対しても、重い症状でない限り受傷部位に浅く鍼を打つことで筋肉に再生を活性化させます。そうすることで治癒スピードは格段に違います。また怪我ではないですが筋肉痛にも浅い鍼を筋肉痛の部位に散鍼という手法で打つことで翌日の回復具合はだいぶ変わります。(鍼灸治療は保険適応外となります)
早く復帰するためには放置しないこと
スポーツなどでの怪我に関わらず、生活の中で起こった急な腰や肩や首などの痛みがあればなるべく早く治療を始めることが重要です。そこで1日経過するかしないかでその後の治癒スピードに大きな差が生まれます。そのうちに治るか・・と思わず、まずはご相談ください。早く治療を開始できれば他の筋肉の低下を最小限にとどめ復帰も必ず早くなりますからね!