秋といっても30℃を越える日が続き、秋とは思えない気候となっています。
東洋医学では秋の前半、夏の暑さが残る時期を「温燥」と呼び、秋の後半、冬の寒気が加わるひんやりした時期を「涼燥」と呼びます。
最近は温暖化の影響で10月に入っても温燥となります。どちらも「燥邪」に気を付けなければなりません。1年の季節をを五行論にあてはめると、春(風)ー夏(暑)ー土用(湿)ー秋(燥)ー冬(寒)となり、この秋の季節は燥が配当されます。
秋の養生法はなるべく早く寝て、朝早く起きるのが良いとされています。
黄帝内経の「素問」の中の、四気調神大論で「早く寝て鶏とともに起きよ」とあります。なるべく早く寝て陽気を深くしまい込むのが良いでしょう。
また活動的になりすぎて汗をかきすぎると風邪をひきやすくなり冬に体調を崩しやすいとも言われます。汗をかいた場合はすぐタオルなどでふき取るようにしましょう。
肺の働きを助ける食べ物として長芋、アーモンド、大根、柿、梨、チーズ、リンゴなどが良さそうです。ちょっと意識的に摂ってみてはいかがでしょうか?
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