新型肺炎の感染防止の観点から学生さんから社会人まで体温の計測が日常化してきました。
毎日、自分の体温を測っていると何となく気づく点がありました。それは体調と体温の関係です。もしかすると当たり前なのかもしれませんが、睡眠不足や病気ではないがなんとなく体調がすぐれない、というときはたいてい体温が平均体温より低くでます。特に問題のない時は36・5℃前後。そう考えると
体調がすぐれない時→やや低体温→免疫力が低下→細菌やウィルスの影響を受けやすい
という構図ができます。これで必ず何らかの病気に罹患するのかというとそうではありません。もともとある自己治癒力でカバーすることで罹患を回避できます。ただこの構図が続くとさすがの自己治癒力も勢力が弱まり細菌やウィルスに侵害されてしまう恐れがあります。
これでよくわかりますが、いかに普段の生活が大事かということです。
特に大事なのが「食事」、「睡眠」、「運動」です。
バランスの取れた食事、規則正しい睡眠、適度な運動。字にすると簡単ですがこれがなかなか難しいものです。ですからこれを理想とし、なるべくこの理想に近づけるよう普段から意識することが大切です。
毎日の検温でやや体温が低めの時は特に意識するべきです。ここで気を付けることで様々なリスクを回避できます。
人間の体はすぐに悪くなることはそうありません。体温の状態、睡眠の質、食事の味、便の具合、皮膚の状態などで信号を発しています。そこにいち早く気づき防衛することが、免疫力の低下を防ぎ病気になりにくい体を作るということです。
今後「ウィズ コロナ」と言われていますがワクチン頼みではなく自らの力で予防することが特に大事になってきます!